御祭神 | - | 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと) |
米之宮浅間神社は、古記録によれば、第四十代天武天皇の時代、白鳳四年に天皇勅使御光臨なされたとあり、当神社の創建はそれより以前と思われ、相当の古社で荘厳であったと想像されています。富士山噴火鎮護のため大同年間(806~809)に木花開耶姫命を勧請しました。
又、別の古文書には「富士山の御事は・(中略)・神代雲霧に囲まれ、諸人これを拝することを得ず富士と唱へざるのみ。以に米穀山と申し奉り、人皇第六代孝安天皇の御字、庚申に当たりて御出現まし日の本の人是を拝す。慈に同国の南面加島の郷に鎮座し給ふは別て御徳たかく、米之宮仙間木花開耶姫命にてまします……云々(原文)」とあり、さらには米之宮浅間神社の祭神が万人に米食の福田を与え恵み給う神であり、それ故に「米之宮」と称するのと共に加島平野の総氏神として崇め祀ったと記されています。
住所 | : | 〒416-0906 静岡県富士市本市場582 |
創建 | : | 白鳳4年以前(653以前) |
社格 | : | 郷社 [旧社格] |
例祭 | : | 5月2日 |
関連 | : | 富士山本宮浅間大社 |